ニキビ内服薬
ポイント
- 肌トラブルが気になる
- 自宅で対策できる
- 市販の薬で効果を感じられない方も実感できる
シナール(ビタミンC)

シナールはビタミン複合剤で、その主成分はアスコルビン酸(ビタミンC)です。
ビタミンCには体の老化を防ぐ抗酸化作用があり、そのため健康に良いとされています。その他にも、ビタミンCにはコラーゲンの合成や鉄分の吸収を高める作用、ガン予防等の様々な効果があります。
シナール(ビタミンC)の副作用
シナールは副作用が殆どありません。
稀に、下痢・胃部不快感・悪心・嘔吐等の胃腸系の副作用が発生する場合があります。
これはシナールに含まれるビタミンCに下剤としての作用がある事と、ビタミンB5が腸管の運動を活発にする作用を持つためです。
ビタミンCもビタミンB5も水溶性ビタミンであるため、過剰に服薬しても尿中に排泄され、重篤な副作用を生じることはありません。
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)

ビタミンE剤で、末梢の血行を促すことにより循環障害を改善し、抗酸化作用により過酸化脂質の増加を防ぎます。
通常、ビタミンEの欠乏症の予防と治療・末梢循環障害の治療・過酸化脂質の増加防止に使用されます。
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)の副作用
副作用として、便秘・胃部不快感・下痢・発疹等が報告されています。
このような症状が出たら、お早めにご相談ください。
ビタミンB6錠

ビタミンB6は、摂取した栄養からエネルギーを作り出す代謝を行う際に使用されます。
通常、ビタミンB6の欠乏症・需要増大時・依存症・代謝障害(消耗性疾患、妊産授乳婦、口角炎、湿疹、接触皮膚炎、末梢神経炎等)の治療に使用されます。
ビタミンB6錠の副作用
主な副作用として、光線過敏症・末梢神経障害(手足のしびれ、知覚異常)等が報告されています。このような症状が出たら、お早めに相談ください。
当院がニキビ内服薬をおすすめする理由
- 市販のサプリメントと比べて効果が高いです。
- 肌が弱い等何かしらの理由で他治療が受けられない方でも始められます。
- 通院の必要がなく手軽に続けられます。
ご注意
効果の出方には個人差があります。
服用後、効果がみられるまでおおよそ3ヶ月は必要となります。
ニキビ内服薬のよくある質問
- Q:内服以外に肌のケアは何をすれば良いですか?
- A:正しい洗顔、保湿を心がけてください。
- Q:治るまでにどのくらいかかりますか??
- A:1ヶ月以内に軽いニキビであれば治ります。メイクで隠し切れないくらい重症のニキビであれば、完全に落ち着くまで3ヶ月ほどかかります。
- Q:ニキビと吹き出物って、何が違うのですか?
- A:どちらも同じです。思春期にできるニキビ、いわゆる「大人ニキビ」や吹き出物というのは、すべて皮脂腺の炎症で、治療法も基本的には変わりません。 思春期にニキビができやすいのは、ホルモンの関係で皮脂腺の活動が活発になるためと、角質が厚くなり毛穴がつまりやすくなってしまうためです。